ルアー釣りの始め方

釣り

コロナ禍の影響もあり、最近釣りがブームになっています。特にルアー釣りが若者に大人気で、早朝の朝マヅメの時間帯になると有名な漁港などの堤防には多くの釣り人が並んでいるのをよく見かけます。

しかし、ルアー釣りを始めるにしても何から始めたらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか?釣具屋さんに行ってもいろんな種類の竿やリールやルアーがたくさん置いてあり、なにがなにやらサッパリですごい難しいことに思えますよね。

そこでこの記事では、ルアー釣りの始め方や最初に買うオススメのタックルをご紹介しますので、参考にしてみてください。

ルアー釣りの始め方

ルアー釣りの始め方の主な流れは以下の通りです。

  1. 最初に釣りたい魚種を決める
  2. 魚種にあったタックルとルアーを購入
  3. YouTubeなどで釣り方の勉強
  4. 近所の釣り場のリサーチ
  5. いざ釣りへ!

大まかにはこんな感じですが、それぞれ詳しく解説します。

【手順1】最初に釣りたい魚種を決める

釣りを始める際にまずどのような魚を釣りたいのかを決める必要があります。

その理由は、魚種によって扱うタックルが変わるからです。そもそもタックルとはロッドやリールなどの釣り道具一式のことを言います。

例えば、アジやメバルなどの比較的小さい魚を釣るのに、ブリやカンパチなどの大型の魚を釣るタックルを使ったとしたら、釣りの醍醐味である魚の引きなどは全く感じないでしょう。逆もしかりで、細く短いタックルではブリやカンパチを釣るのは難しくなります。

したがって、まずは最初に釣りたい魚種を決める必要があるのです。

【手順2】魚種にあったタックルとルアーを購入

釣りたい魚種を決めると言われても、それすらピンとこない人も多いはずです。そういう方は、とりあえずシーバス用タックルで始めてみてはいかがでしょうか?シーバス用タックルは、シーバスだけでなく青物やチヌなど他にも様々な魚種に対応できるオールラウンドなタックルになります。中型から比較的大きめな魚にも対応できるので、魚の引きも楽しめます。

ロッドは釣具屋さんに行くとシーバス用のものがちゃんとあり、長さが9.0ft前後で、硬さがMかMLのロッドがおすすめですリールはスピニングリールの3000か4000番台で、ラインはPEの1〜1.5号を巻くのがおすすめです。

釣りに慣れてきた時に他の魚種にもチャレンジしたいなと思えば、アジングやエギング、ショアジギング用のタックルもその都度購入するのをおすすめします。

価格に関しては、ロッドよりリールにお金をかけた方が個人的にはおすすめです。安いものだと故障しやすく巻き心地も全然違います。可能であれば最低でも10000円以上のものがおすすめです。

また、ルアーに関してもお店に行くとシーバス用のものが分かりやすく並べられているはずです。最初は何がいいのか全く分からないと思いますが、先ずは90mm〜120mm程度の大きさのフローティングとシンキングのミノー、それと20〜30グラム前後のバイブレーションをサイズ違いでいくつか持っておくと安心です。分からなければお店の人に聞くと丁寧に教えてくれますよ。正直、最初は色や形はあまり気にしなくて大丈夫です。

▼ルアーでシーバスを釣る方法を詳しく解説した記事はこちら▼

▼シーバス釣りにおすすめのルアーを紹介した記事はこちら▼

【手順3】YouTubeなどで釣り方の勉強

道具を揃えたらYouTubeなどでどのようにして釣るのか勉強してみましょう。 

YouTubeなどの動画で観たほうが分かりやすくイメージも湧きやすいと思います。リールの巻き方や竿の振り方、糸の結び方など丁寧に教えてくれている動画がいくつもあります。

【手順4】近所の釣り場のリサーチ

道具を揃えたのはいいけど、そもそもどこで釣ればいいのか分からない方も多いはずです。

そんな時、まずはGoogleで「地元の名前 釣り場」で検索してみましょう。河川や河口エリア、漁港に設置されてある防波堤などさまざまな釣り場があるはずです。しかし漁港によっては釣りが禁止されている場合もあるのでよく調べておく必要があります。

【手順5】いざ釣りへ!!

道具も揃え釣り場のリサーチも終えたら早速釣りに行きましょう!

先ずは「習うより慣れろ」です。知り合いに釣り人がいるなら一緒に行って教えてもらうのも一つの手です。かく言う筆者である私も最初は釣りに詳しい会社の後輩に色々と教えてもらいました。

ルアー釣りで他に必要な道具

ルアー釣りでロッドやリール、ルアーの他にも揃える必要のある道具やあったら便利なものをご紹介します。

リーダー、スナップ

釣り糸で主に使われるPEラインは擦れに弱く岩肌などに触れると簡単に切れてしまいます。

そのため、リーダーと呼ばれるフロロカーボンやナイロン素材の糸をラインの先に結ぶ必要があります。また、ルアーの着脱を簡単にしてくれるスナップと呼ばれるものもルアー釣りには必須と言えるでしょう。

タモ(魚をすくう網)

釣りをするには必ず必要になります。

小型の魚だと釣れた時そのまま引っこ抜くことができると思いますが、釣りでは予想外の大物が釣れてしまうこともあります。また引っこ抜く過程で糸が切れたり、ロッドを痛めてしまうことや最悪折れてしまうこともあるので、魚が釣れた時はできるだけタモですくうようにしましょう。

フィッシングベスト、ライフジャケット

釣りをする際には足場の悪いところなどもあり危険が伴います。

万が一海に落ちた時のことを考えて必ずライフジャケットなどを身につけて釣りをするようにしましょう。

ヘッドライト

夜の釣りを楽しむ際には必ず必要になります。慣れていない釣り場だと余計見えないことでストレスになりますので、ナイトゲームでは必ず準備しましょう。

しかし、他の釣り人がいる場合は配慮が必要なので、注意しましょう。下手に照らしてしまうと怒られてしまうこともあります。

釣り用のバッグ

釣りはルアーや釣り糸など様々な道具を持ち歩きながら行うことがほとんどです。そんな時には、釣り専用のバッグがおすすめです。釣りように数多くのポケットが装備されたモデルが多く、道具を綺麗に整理整頓できます。

また、ライフジャケットに収納ポケットが装備されたモデルを選ぶことで、ルアーケースなどを身軽に持ち運べるので便利です。

ルアーケース

ルアーは釣り針がついているのでそのまま持ち歩くことはとても危険です。ルーアー専用の収納するケースがありますので、そちらも併せて購入することをおすすめします。

フィッシュグリップ

魚を釣った際、手で持ち上げることもできますが、ルアーの釣り針が手に刺さると危険なのでフィッシュグリップと呼ばれる魚の口などにアームを挟んで持ち上げる道具を持っておくと安心です。

プライヤー

プライヤーは釣った魚の釣り針を外す時に使います。手で取る方もいますが、魚は基本暴れるので針が手に刺さる恐れがありとても危険なので、必ずプライヤーで外すようにしましょう。また、釣り糸を切る機能も併せ持つものもあるので、一つは持っておくと便利なアイテムです。

ラインカッター

釣り糸を結ぶ際にできる余分な糸をきる際に使います。釣り糸専用のカッターなので、普通のハサミと比べて釣り糸が切れやすい設計のモデルが多くあります。

メジャー

釣りは魚の大きさを追い求めることも醍醐味です。ほとんどのアングラーは釣れた魚をメジャーで測ります。

必ず必要な道具ではありませんが、出世魚と呼ばれる大きさで呼び名が変わる魚を測る時に便利で、または今まで釣ったことのあるサイズを超える喜びも味わえます。

クーラーボックス

魚は鮮度が命なので、釣った魚を持ち帰る時はできるだけ傷まないようにクーラーボックスなどに入れて保冷剤で冷やすことをおすすめします。

ルアー釣りの魅力

ルアー釣りの魅力は、なんと言っても手軽さです。

あらかじめロッドに釣り糸を通しておいてリーダーを結びスナップも付けておけば、後は釣り場に着くとルアーをスナップに取り付けるだけですぐに釣りを始められます。後片付けも同様にルアーを外してロッドを2分割などにして納めるだけととてもスマートです。

魚を釣ったルアーに対しても愛着を持つようになり、コレクション的な要素もあります。しかし、根がかりなどでルアーを失うことも度々あるので注意が必要です。

また、餌釣りのように餌などで汚れて匂いのついた道具の後処理が無いのも魅力です。

ルアー釣りのマナー

昨今の釣りのブームによりマナーの悪い釣り人も増えています。

釣りが禁止の漁港などの場所では釣りをしないようにしましょう。また、釣り糸やルアーが収納されていた袋などのゴミを釣り場に捨てて帰る人もいます。

マナーが悪い行為が続くと今まで釣りができていた場所も釣りが禁止になるケースが多々あります。

みんなが気持ちよく楽しめるようにマナーを守って釣りをするようにしましょう。

ルアー釣りの始め方【まとめ】

最初は釣りの種類や道具がたくさんあって分かりずらいと思います。

まずは自分が釣りたい魚に合うタックルを購入し、慣れてきたら釣りの幅を広げていけばいいのでは無いでしょうか。YouTubeではたくさんの釣りのチャンネルがあり、とても勉強になり楽しみながら知識もつけられますよ。

しかし、釣りは危険も伴いますのでライフジャケットを身につけるなど安全にも気をつけるようにしましょう。

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