「ランニングを始めたいけど、どんなシューズを選べばいいのかわからない…」と悩む方は多いはず。
実は、ランニングシューズは初心者こそ正しい選び方が大切です。合わないシューズを履くと、足を痛めたり、せっかくのやる気が続かなかったりする原因に。
この記事では、ランニング初心者におすすめのシューズ7足を厳選し、さらに失敗しない選び方も解説します。
これを読めば、あなたにピッタリの一足が見つかりますよ。
ランニング初心者がシューズ選びで失敗しやすいポイント
サイズが合っていない
「普段履いているスニーカーと同じサイズを買ったらキツい、緩い」という失敗はよくあります。ランニングシューズは、走ると足が少し膨らむため、普段より0.5〜1cm大きめを選ぶのが目安です。
クッション性を軽視する
初心者は足や膝への衝撃に慣れていません。クッション性が弱いシューズだと痛みやケガのリスクが高まります。クッション性重視のモデルを選ぶことが重要です。
デザインだけで決めてしまう
「見た目がかっこいいから」と選ぶと、走りやすさを犠牲にしてしまうことも。初心者はまず機能性>デザインを意識しましょう。
初心者用ランニングシューズの選び方
ランニング初心者におすすめのシューズの選び方のポイントは以下の通りです。
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それぞれ詳しく解説しますので、ポイントを押さえて自分に合ったランニングシューズを選びましょう。
クッション性は最優先!
ランニング初心者にとって最も大切なのは、足や膝を守るためのクッション性です。走り始めはまだ筋力や関節が衝撃に慣れていないため、クッション性の低いシューズを選んでしまうと膝痛や足首のケガにつながるリスクがあります。
クッション性を重視するメリットは以下の通りです。
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クッション性を見極めるポイントは以下の通りです。
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初心者が最初に選ぶなら、柔らかさと反発性のバランスが取れた「厚底クッションシューズ」がおすすめです。
フィット感
足が靴の中でずれてしまうと、マメや痛みの原因になります。適切なサイズ選び(普段より0.5〜1cm大きめ)に加え、かかとのホールド感や幅も確認を。特に足幅が広い方には、幅広の「Adidas Supernova Rise 2」などのモデルがぴったり合うという評価もあるので要チェックです。
安定性・自然なフォームをサポート
初心者はまだ筋力や体幹が十分でなく、ランニングフォームが安定しにくい傾向があります。そのため、足のブレを抑え、自然な体重移動をサポートしてくれる「安定性の高いランニングシューズ」が欠かせません。
具体的には、以下のような機能が安定性を高めてくれます。
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安定性が高いシューズを選ぶことで、膝や足首への負担を減らし、ケガのリスクを下げながら自然なフォームを身につけやすくなります。特に長く走ることを目指す初心者には大きなメリットです。
用途と走り方に合わせた選定
ランニングシューズは、走る環境や自分の走り方に合わせて選ぶことが大切です。
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また、かかと着地(ヒールストライク)が多い初心者は10mm前後のドロップがあるシューズが自然なフォームにつながりやすく、前足部で着地するランナーは低ドロップや軽量モデルが適しています。
「ドロップ」とは、シューズの傾斜角度のようなもので、かかとの方が高いシューズ がドロップが大きく(例:10mm前後)、かかととつま先の高さが近いとドロップが小さい(例:0〜4mm程度)とされています。
👉 自分の目的と走り方に合ったシューズを選ぶことで、ケガを防ぎながら効率よく走力アップできます。
コスパ重視で選ぶ
初心者にとって、まず続けられるかどうか分からない段階では、1万円前後のコスパの良い定番モデルを選ぶのが無難です。定番モデルはモデルチェンジで型落ちが値下がりすることも多く、コスパに優れています。
試着と感覚を重視する
専門家も「快適に感じること」が最も重要だと強調しています。「快適さ=自分の足に合っている証拠」という意識で、可能であれば複数モデルやサイズを実際に店舗などで試着して選ぶのがおすすめです。
初心者用ランニングシューズおすすめ7選(2025年最新モデル)
ランニング初心者に特におすすめできる2025年現在のモデル7選をご紹介します。様々なモデルを紹介していますので、自分好みのランニングシューズを探してみてください。
シューズ名 | 特徴の要約 | 向いている初心者タイプ |
Nike Pegasus 41 | 安定+反発+デザイン性 | 万能で見た目も重視する方 |
Nike Vomero 18 | 厚いクッションで柔らかい走り | 長距離・脚への負担を軽減したい方 |
Hoka Clifton 10 | 軽量+厚底クッション | クッション性重視で自然な走りを望む方 |
Asics Novablast 5 | 弾むような反発性 | 楽しく軽快に走りたい方 |
Asics GT-2000 13 | 安定性重視のガイダンス機能あり | フォームや安定性が気になる初心者 |
Adidas Supernova Rise 2 | 幅広設計で快適なフィット感 | 足幅広め・フィット感重視派 |
Mizuno Neo Vista 2 | 衝撃吸収性・クッション性が高い | 安定感と衝撃緩和を第一に考える方 |
【Nike】Pegasus 41
- 特徴:万能モデルとして安定感・反発性もあり、街ランにも大会ランにも対応可能。
- こんな人に:デザイン性と機能性を両立したい初心者に最適。
[Pegasus41の口コミ]
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【Nike】Vomero 18
- 特徴:ZoomX+ReactXを搭載し、ふんわりとした厚めのクッションが魅力。長距離ランにも快適。
- こんな人に:脚への負担を極力減らしたい方におすすめ。
[Vomero 18の口コミ]
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【Hoka】Clifton 10
- 特徴:マシュマロのような柔らかい厚底ながら軽量。自然な走りをサポート。
- こんな人に:クッション性重視かつ走りやすさを求める初心者に。
[Clifton 10の口コミ]
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【Asics】Novablast 5
- 特徴:弾むような反発力と快適さで、楽しく走れるモデル。日常のジョグにも最適。
- こんな人に:軽快な走り心地を楽しみたい方へ。
[Novablast 5の口コミ]
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【Asics】GT-2000 13
- 特徴:3Dガイダンスで安定性が高く、初心者にも安心なエントリーモデル。
- こんな人に:走行中のフォームが気になる初心者に。
[GT-2000 13の口コミ]
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【Adidas】Supernova Rise 2
- 特徴:足幅が広めの設計や安定感を備え、幅広い足にも合いやすい。
- こんな人に:足幅が広い/フィット重視派の初心者に。
[Supernova Rise 2の口コミ]
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【Mizuno】 Neo Vista 2
- 特徴:厚みのあるデュアルミッドソールと優れた衝撃吸収性が魅力。やや重めだが快適で安心感がある。
- こんな人に:体重がある方や、関節への安心感を第一に考える初心者に。
[Neo Vista 2の口コミ]
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よくある質問(FAQ)
Q1. ランニングシューズと普通のスニーカーの違いは?
ランニングシューズは衝撃吸収と安定性に優れており、長時間の走行でも足を守れます。普通のスニーカーでは膝や足首を痛めやすいため、必ずランニング専用を選びましょう。
Q2. 初心者はどのくらいの価格帯を選べばいい?
1万円前後のシューズで十分です。高すぎるモデルは上級者向けの性能で初心者には不要なこともあります。
Q3. ランニングシューズの寿命はどれくらい?
500〜800km走ったら買い替えが目安です。週2回・1回5kmなら、約1年で交換しましょう。
【まとめ】初心者はコスパ最強の一足から始めよう
ランニング初心者は「サイズ感」「クッション性」「価格」の3点を意識すれば失敗しません。今回紹介した7足は、どれも初心者にとって走りやすく、コスパの高いモデルばかりです。
最初の一足を正しく選べば、ランニングがもっと楽しく続けられるはずです。
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