【2025年最新】ショアジギングにおすすめのリール10選|初心者から上級者まで徹底比較

釣り

ショアジギングは、堤防やサーフ、磯から青物を狙える人気のルアーフィッシングです。 ターゲットはブリ・カンパチ・ヒラマサといった強烈なファイターたち。そのためリールには パワー・剛性・耐久性 が必須です。

この記事では、初心者から上級者まで安心して使える おすすめショアジギングリール10選 を徹底紹介。さらに 失敗しない選び方のポイント も詳しく解説するので、購入前の参考にしてください。

 ショアジギングとは

ショアジギングとは、堤防・サーフ・磯などの岸(ショア)からメタルジグをキャストして青物を狙う釣り方のことです。 オフショア(船釣り)に対して、ショア=岸から行うジギングという意味になります。

狙えるターゲットはブリ・カンパチ・ヒラマサなどの大型青物のほか、 イナダ・サゴシ・ハマチといった中型青物、さらには根魚やシーバスがヒットすることも。

👉 人気の理由

  • 岸から手軽に大物を狙える
  • シンプルなタックルでも挑戦できる
  • 強烈なファイトを味わえる

初心者でも挑戦しやすく、ベテランでもやり込める奥深さが魅力です。

ショアジギングリールの選び方

ショアジギングの選び方のポイントは以下の通りです。

  • リールの番手
  • ギア比
  • 自重
  • ドラグ性能
  • スプール容量
  • 剛性・耐久性
  • 価格

それぞれ詳しく解説しますので、ポイントを押さえて自分に合ったモデルを選びましょう。

リールの番手(サイズ)

ショアジギングで使用するリールは4000〜6000番 が基本です。その中でも、狙う青物によって使用するのにおすすめの番手は以下の通りです。

  • 堤防・漁港・サーフ → 4000〜5000番(中型青物:イナダ・ハマチ・サゴシ)
  • 磯・外洋堤防 → 5000〜6000番(大型青物:ブリ・カンパチ・ヒラマサ)

👉 「軽快さ」を取るなら4000〜5000番、「大物対応」を取るなら5000〜6000番を選びましょう。

ギア比(ノーマル or ハイギア)

ショアジギングのリールには主に「ノーマルギア」と「ハイギア」があります。ギア比とは、ハンドルを1回転させた時にスプールが何回転するかの数値のことです。ギア比が高くなるにつれ、糸の巻き取りスピードが速くなります。

初心者の方は、ハイギアやエクストラハイギアがおすすめです。ルアーの回収が早く、手返しが良く効率的に釣りを楽しめます。

  • ノーマルギア(PG):巻き心地が安定、大物ファイト向き
  • ハイギア(HG/XG):ジグ操作・回収が速く、効率的

👉 初心者は「ハイギア(HG/XG)」が扱いやすくおすすめ。
👉 磯で大物狙いなら「ノーマルギア」の安心感も魅力です。

自重(重さ)

ショアジギングは重いメタルジグを長時間キャスト&しゃくり続ける釣法です。そのため、腕や手首への負担が蓄積しやすい釣りといえます。リールは軽ければ軽いほどキャストやシャクリが楽になり、長時間釣行でも集中力を保ちやすいです。

逆に自重があるリールは、ボディやギアが強靭で大物にも対応しやすい傾向にあります。

  • 軽量リール → 操作性UP、疲れにくい
  • 重量級リール → 剛性が高く、大物に安心

👉 「サーフや堤防は軽さ重視、磯は剛性重視」で選ぶのがおすすめです。

ドラグ性能

ドラグとは、魚の引きに応じてスプールからラインを滑らせる機構のことです。ショアジギングでは青物などパワーのある魚を相手にするため、ドラグ性能が釣果を大きく左右します。ドラグ性能で見るべきポイントの1つとして「最大ドラグ力」があります。番手に応じた目安は以下の通りです。

  • 4000~5000番:7~11kg
  • 6000~8000番:10~15kg
  • 10000~14000番:15~25kg

魚が走り出すときに カクつかずスムーズに出るかも重要なポイントです。初動が硬いとラインブレイクやフックアウトの原因になるので注意が必要。

👉 PE2〜3号を安心して使えるドラグ性能があるかを確認しましょう。

 スプール容量

ショアジギングではメタルジグを遠投し、大型の青物と真っ向勝負します。そのためリールのスプール容量(ラインの巻ける量)が不足していると、遠投性が落ちたり、強引なやり取りでラインブレイクにつながります。スプール容量の目安は以下の通りです。

  • ライト:PE1.5〜2号200m前後
  • 中型:PE2〜3号300m前後
  • 大型:PE4〜5号300m以上が目安。

👉 サーフや堤防ならPE2号、磯や大物狙いはPE3号以上を目安に。

剛性・耐久性

ショアジギングでは、リールに「繰り返しのキャスト・ジャークによる ボディのねじれ」「大型青物の突っ込みに対抗する際のギアの負荷」「塩分や水飛沫による サビや腐食などの負荷が常にかかります。

そのため、ショアジギングで使用するリールのボディ素材には、メタルボディ(アルミ・マグネシウム・ステンレス)がおすすめです。 カーボン素材よりも歪みに強く、大物相手でも力負けしにくいのが特徴。

また、高い防水性能を備えたモデルを選ぶのもポイントです(例:ダイワ「マグシールド」) 。塩ガミや錆びを防止し、長い期間愛用できます。

👉 「軽さ」だけで選ぶと壊れやすいので注意。青物狙いでは剛性も必須です。

 価格帯の目安

ショアジギングリールの価格は、自重・ドラグ性能・スプール容量・剛性など様々な要素で変わります。価格に応じたモデルの目安は以下の通りです。

  • 1〜1.5万円台:初心者向け入門モデル
  • 2〜3万円台:中級者向け定番モデル(性能と価格のバランス)
  • 5万円以上:上級者向け最高峰モデル(耐久性・信頼性)

👉 まずは1〜2万円台で始め、慣れたらステップアップがおすすめです。

 ショアジギングおすすめリール10選

おすすめのショアジギングリールを初心者向け・中級者向け・上級者向けに分けてご紹介します。様々なモデルがありますので、自分に合ったモデルを探してみてください。

リール名 価格帯 番手 ギア比 自重 最大ドラグ力 ターゲット魚種 おすすめ度
シマノ サハラ 4000XG 約1万円 4000 6.2 295g 11kg サゴシ・イナダ ★★★☆☆(初心者◎)
ダイワ レガリス LT5000D-CXH 約1万円 5000 6.2 250g 12kg イナダ・サバ ★★★★☆(軽量操作性◎)
シマノ ストラディック SW 5000XG 約2.5〜3万円 5000 6.2 430g 11kg ハマチ・ワラサ ★★★★☆(中級者人気No.1)
ダイワ フリームス LT5000D-CXH 約2万円 5000 6.2 270g 12kg サゴシ・イナダ・シーバス ★★★★☆(万能型)
シマノ ツインパワーXD 5000XG 約4万円 5000 6.2 305g 11kg ワラサ・ブリ ★★★★★(コスパ最高峰)
シマノ ツインパワーSW 6000XG 約5〜6万円 6000 6.2 425g 13kg ブリ・ヒラマサ ★★★★★(大物対応◎)
ダイワ セルテートSW 6000-XH 約6〜7万円 6000 5.7/6.2 440g 15kg ブリ・カンパチ・ヒラマサ ★★★★★(剛性モンスター)
シマノ ステラSW 6000XG 約10万円以上 6000 6.2 425g 13kg ヒラマサ・カンパチ・GT ★★★★★(最高峰)
ダイワ ソルティガ 6000-XH 約10万円前後 6000 6.2 440g 15kg GT・大型ヒラマサ ★★★★★(究極の剛性)
シマノ ヴァンフォード 5000XG 約2.5〜3万円 5000 6.2 220g 11kg サゴシ・シーバス・ライト青物 ★★★★☆(軽量特化)

初心者向け(コスパ重視)

【シマノ】サハラ 4000XG

実売価格 1万円前後 ギア比 6.2
自重(g) 295 最大ドラグ力(kg) 11

シマノのエントリーモデルながら、青物に挑戦できる十分なスペックを搭載。HAGANEギアによる耐久性もあり、初めてのショアジギングに最適。PE2号200mを巻けるスプール容量で、サーフや堤防でのイナダ・サゴシ狙いにおすすめ。

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【ダイワ】レガリス LT5000D-CXH

実売価格 1万円前後 ギア比 6.2
自重(g) 250 最大ドラグ力(kg) 12

「LT(Light & Tough)」設計により、軽さと強度を両立。2万円クラスに匹敵する軽快な操作感で、ジグをテンポよくアクションさせられる。サーフでの回遊青物や堤防での中型狙いにピッタリ。

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中級者向け(性能と耐久性のバランス)

【シマノ】ストラディック SW 5000XG

実売価格 2.5~3万円台 ギア比 6.2
自重(g) 430 最大ドラグ力(kg) 11

「コアプロテクト」による防水性能で塩ガミに強く、長く使える安心感。剛性・巻き心地・耐久性がワンランク上で、中級者の定番。PE2.5号を300m巻けるので、サーフ〜磯まで幅広く対応可能。

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 【ダイワ】フリームス LT5000D-CXH

実売価格 2万円前後 ギア比 6.2
自重(g) 270 最大ドラグ力(kg) 12

マグシールド搭載で防水性が高く、海釣りでも安心。軽量ボディで疲れにくく、長時間のキャストゲームに強い。PE2号を250m巻けるので、サーフの回遊狙いや堤防ジギングに最適。

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【シマノ】ツインパワーXD 5000XG

実売価格 4万円前後 ギア比 6.2
自重(g) 305 最大ドラグ力(kg) 11

「XD=エクストラデュラブル」の名の通り、剛性と耐久性を重視したモデル。軽量さと頑丈さを兼ね備え、長く使える一台。堤防のハマチ狙いから磯のブリ狙いまでカバー可能。

上級者向け(本格派・大物対応)

【シマノ】ツインパワーSW 6000XG

実売価格 5~6万円台 ギア比 6.2
自重(g) 425 最大ドラグ力(kg) 13

大型青物を安心して狙えるSWモデル。HAGANEギアとHAGANEボディで高剛性を実現。ヒラマサやカンパチ狙いの磯ショアジギングに最適。

【ダイワ】セルテートSW 6000-XH

実売価格 6~7万円台 ギア比 5.7(パワーギア)/6.2(ハイギア)
自重(g) 440 最大ドラグ力(kg) 15

圧倒的な剛性と耐久性を誇るダイワのフラッグシップ級。マグシールドで防水性も高く、磯の過酷な環境でも信頼できる。

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【シマノ】ステラSW 6000XG

実売価格 10万円台 ギア比 6.2
自重(g) 425 最大ドラグ力(kg) 13

シマノ最高峰。巻き心地は滑らかそのもの。強烈な突っ込みも余裕で受け止める高耐久ドラグを搭載。全アングラーの憧れのリール。 

【ダイワ】ソルティガ 6000-XH

実売価格 10万円前後 ギア比 6.2
自重(g) 440 最大ドラグ力(kg) 15

ダイワ最高峰のSWリール。極限の耐久性を誇り、ヒラマサやGTクラスのモンスターに挑むならこれ。磯からの本格ショアジギングをやり込む上級者必携。 

番外編(軽量・万能タイプ)

【シマノ】ヴァンフォード 5000XG

実売価格 2.5~3万円台 ギア比 6.2
自重(g) 220 最大ドラグ力(kg) 11

軽量リールの代名詞。ライトショアジギングやサーフゲームに最適。長時間キャストでも疲れにくく、操作性抜群。

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まとめ:失敗しないリール選びのコツ

  • 番手:4000〜6000番を目安に
  • ギア比:初心者はハイギア、大物狙いはノーマルも◎
  • ドラグ性能:8kg以上必須
  • スプール容量:PE2〜3号を200m以上巻ける
  • 価格帯:初心者はコスパ、中級〜上級者は剛性重視

👉 初心者は「サハラ・レガリス」で入門し、
👉 中級者は「ストラディックSW・フリームス」でステップアップ、
👉 上級者は「ツインパワーSW・セルテートSW・ステラSW・ソルティガ」で本格派へ。

この記事で紹介したリールから選べば、失敗せずにショアジギングを楽しめます。

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