夜釣りを安全に楽しむには、釣り用ライトは必要不可欠です。シーバスの様な日中よりも夜の方が釣りやすくなる魚もいたり、夏の暑い時期は、夜釣りに行くアングラーも多くいたりします。
しかし、夜釣り用ライトは、お店やネットなどでかなり多くの種類や価格帯で売られており、どれを選べば良いかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、おすすめの夜釣り用ライトを厳選してご紹介します。夜釣りを快適に楽しめる最強モデルを多数紹介していますので、自分のスタイルに合ったモデルを探してみてください。
夜釣り用ライトの選び方
夜釣り用ライトの選び方は以下の通りです。
- タイプ
- 明るさ
- 機能性
- 給電方法
それぞれ詳しく解説しますので、ポイントを押さえて自分に合ったライトを選びましょう。
タイプで選ぶ
夜釣りで使用するライトは主にヘッドライトとネックライトの2種類です。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
タイプ | 特徴 |
ヘッドライト | 夜釣り用ライトの定番。頭の動きに合わせて意図した場所に光を当てられるのが便利。夜道を歩いている際や魚を釣り上げるときなど、しっかりと手元や足元を照らせるのでストレスが少ない。
一方、頭に装着するので、多少の締め付け具合などが気になるとこもある。 |
ネックライト | 頭の動きに関わらず正面を常に照らせるのが特徴。頭を動かすことなく足元や手元を照らせるが、視線に合わせて照らすのは難しい。照らしたい方向に体ごと向ける必要があるが、ヘッドライトと比べて締め付け感などが気になることがない。 |
釣り初心者の場合、視線の先を照らせてオールマイティに活躍ができるヘッドライトを選ぶのが無難です。また、ヘッドライトとしてだけではなく、ネックライトとしても併用できるモデルもあるので、どちらか迷った際は選んでみるのもおすすめです。
明るさで選ぶ
明るさを選ぶ時は、光の明るさを表す時に使用される「ルーメン」という単位の数字を確認するのが重要です。夜釣り用ライトには様々な数値のモデルが存在し、ルーメンの数が大きくなればなるほど明るくなります。
明るいモデルになるにつれ価格も上がっていく傾向にありますが、釣り場に合わせて明るさを選ぶのがおすすめです。例えば、常夜灯などがあり、比較的明るい堤防などは150ルーメン程度の明るさで十分です。一方、磯や砂浜などの暗い場所は800ルーメン程度あると安心できます。
価格を押さえて、暗い場所と明るい場所両方で使用したい方は、価格と明るさのバランスが良い500ルーメン程度のライトがおすすめです。500ルーメンあれば、比較的暗い釣り場でも対応できるでしょう。
機能性で選ぶ
夜釣り用ライトにあると便利な機能は以下の通りです。
- 光量調節
- モードの切り替え
- 赤色LED
- 防水機能
それぞれ詳しく解説しますので、ライトを選ぶ際の参考にしてみてください。
光量調節
光量を調節する方法には、「段階式」と「無段階式」の2種類があります。段階式はスイッチを押すことで、2〜5段階程度明るさを調節できるタイプです。細かな調節はできませんが、簡単に明るさを調節できるのがメリットといえます。
一方、無段階式は、スイッチを長押しすることで自分好みの明るさに調節出来るのが特徴です。比較的新しいモデルに搭載されていることが多く、長押しする手間はありますが状況に応じて細かな調整ができるのがメリットです。
また、「メモリー機能」が搭載されたモデルを選ぶのがおすすめです。メモリー機能とは、ライトを再点灯した際に前回使用していた明るさで使用できる機能のこと。明るさを再度調節する手間がないので、ストレスなく釣りを楽しめます。
モード切り替え
釣り用ライトには「スポットモード」と「ワイドモード」の2種類を使い分けられるモデルが存在します。スポットモードは、光を収束することで遠くまで照らせるモードです。遠くの釣り場の状況や広範囲に光を照らしたくない時などに活躍できます。
一方ワイドモードは、手元などを広く照らしたい時などにおすすめです。遠くを照らすことは難しいですが、掛かった魚を取り込むときや、仕掛けを作る時などで手元を広範囲に照らしたいときに活躍します。
また、照らす範囲を調節する時に、スポットモードとワイドモードをスイッチで切り替えるモデルと、無段階に調節出来るモデルがあります。簡単な操作を求めるのであればスイッチタイプのモデル、自分好みに調節したい場合は無段階タイプのモデルを選びましょう。
赤色LED
夜釣り用ライトの大きな特徴として、赤色LEDを搭載しているモデルが多数存在します。その理由は、通常の白色LEDライトを暗い海に照らしてしまうと、魚が驚いて逃げてしまい警戒してしまうからです。
一方、赤色LEDの場合だと、赤色の光は水中に届きにくいと言われているので、魚に警戒心を抱かせにくいというメリットがあります。
防水機能
釣りでは水しぶきがかかってしまったり、突然雨が降ってきたりすることもあるので、防水機能が付いていると安心です。防水性能を表す時に使用する「IPX」という等級があり、数値が高いほど防水性能に優れています。
釣りでは、雨や汗、濡れた手で触れてても大丈夫な「IPX 4」以上のモデルがおすすめです。
給電方法で選ぶ
夜釣り用ライトの給電方法には、「乾電池式」と「充電式」の2種類のタイプがあります。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
タイプ | 特徴 |
乾電池式 | 乾電池式は充電式よりも電池の持ちが長い傾向にあり、一晩中夜釣りを明るく楽しみたい方にはおすすめ。
また、乾電池式の場合だと、もし万が一電池が切れてしまっても、乾電池を交換すれば再使用できるのも特徴。 |
充電式 | 充電式は、乾電池を購入する手間がないので、長い目で見れば乾電池式よりもコストが抑えられる。
しかし、一度充電が切れてしまうと再充電する必要があるので、充電を忘れると釣り自体ができない可能性がある。短い時間や高頻度で使用したい人におすすめ。 |
中には、乾電池式と充電式の両方を備えたハイブリット式もありますので、どちらか迷ったら選んでみるのも良いかもしれません。
夜釣り用ライトおすすめ10選
おすすめの夜釣り用ライトをご紹介します。様々な機能備えた最強モデルを多数紹介していますので、自分に合ったライトを探してみてください。
【冨士灯器】ZEXUS(ゼクサス) LEDライト ZX-199
明るさ(lm) | 最大約620 | 給電方法 | 単4アルカリ電池×3、ZEXUS 専用電池ZR-01+ |
重量(g) | 48 | タイプ | ヘッドライト |
機能性 | ディミングメモリー機能 | 防水性能 | IPX4 |
最大光量620ルーメンのハイブリッドモデルの夜釣り用ライトです。白色点灯・白色+電球色点灯・電球色点灯の3パターンで、状況に応じて使い分けられます。
コンパクトなサイズながら、圧倒的な明るさでアングラーをサポートしてくれる間違いなしのライトです。
[ZEXUS(ゼクサス) LEDライト ZX-199の口コミ]
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【冨士灯器】ZEXUS(ゼクサス) LEDライト ZX-R730
明るさ(lm) | メインLED+電球色LED8灯 約 1200ルーメン(ブースト時)/メインLED 約980ルーメン/電球色LED8灯 約325ルーメン/赤色LED 約15ルーメン | 給電方法 | ZR-02 リチウムイオン充電池 |
重量(g) | 130 | タイプ | ヘッドライト |
機能性 | ディミングメモリー機能、モバイルバッテリー機能 | 防水性能 | IPX4 |
最大光量が驚異の1200ルーメンの最強モデルです。ライトカラーは白色と電球色、さらに夜釣りに最適な赤色LEDも搭載しています。
また、バッテリー残量も一目でわかるインジケーターも装備されているので、充電切れを防ぐのに便利です。
[ZEXUS(ゼクサス) LEDライト ZX-R730の口コミ]
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【SeaBonds】ヘッドライト
明るさ(lm) | 白ライト:高モード1400ルーメン、低モード120ルーメン/赤ライト:高モード110ルーメン、低モード35ルーメン | 給電方法 | 充電式 |
重量(g) | 110 | タイプ | ヘッドライト、ネックライト |
機能性 | 赤色LED | 防水性能 | IP66 |
頭掛けと首掛けの両方で使用が可能で、様々な釣りのシーンで対応できる夜釣り用ライトです。重量がわずか110gとかなり軽量で、長時間の釣りでも疲れにくいのは嬉しいポイントです。
また、最大光量も1400ルーメンと、釣りをするなら十分な明るさがあります。
[ヘッドライトの口コミ]
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【Cercano】ヘッドライト
明るさ(lm) | 最大370 | 給電方法 | 充電式 |
重量(g) | 130 | タイプ | ヘッドライト、ネックライト |
機能性 | センサーモード | 防水性能 | IPX4 |
広角ライトと望遠ライトの2つのLEDライトを搭載しており、手元だけでなく遠くもしっかり照らせます。さらに、センサーモードも搭載しているので、手が汚れていても触れることなくライトをオンオフできます。
また、首にも装着可能で、装着する場所を頭か首で悩んでいる方にもおすすめです。
[ヘッドライトの口コミ]
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【Znines】TG-TD16602
明るさ(lm) | 最大1200 | 給電方法 | 充電式 |
重量(g) | 79.2 | タイプ | ヘッドライト |
機能性 | モーションセンサーモード、赤色ライト | 防水性能 | IPX5 |
安価なモデルながら、高機能なヘッドライトです。12種類ものライトモードを搭載しており、どんな釣りのシーンでもお好みに合わせて使い分けられます。
また、モーションセンサーモードも搭載しており、手をかざすだけでライトのオンオフが操作可能です。
[TG-TD16602の口コミ]
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【KEWISI】ヘッドライト
明るさ(lm) | 300 | 給電方法 | 充電式 |
重量(g) | 40 | タイプ | ヘッドライト |
機能性 | 赤色ライト | 防水性能 | IPX5 |
小ぶりなサイズで、とても軽量なライトです。5種の点灯モードがあり、さらに記憶機能も搭載しているので、毎回点灯モードを選択する手間が必要ありません。
また、赤色ライトも搭載しているため、夜釣りでは活躍すること間違いなしです。
[ヘッドライトの口コミ]
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【Lepro】3200008
明るさ(lm) | 150 | 給電方法 | 充電式 |
重量(g) | 68 | タイプ | ヘッドライト |
機能性 | 赤色LED | 防水性能 | IPX4 |
充電式のライトとしては非常にリーズナブルな夜釣り用ライトで、初心者の方におすすめです。明るさが150ルーメンと多少物足りなさはありますが、常夜灯のある堤防などで使用する分にはちょうど良いです。
また、赤色ライト搭載や防水機能など、便利な機能も十分備わっています。
[3200008の口コミ]
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【Smiling Shark】TD-0123
明るさ(lm) | − | 給電方法 | 充電式 |
重量(g) | 150 | タイプ | ヘッドライト |
機能性 | センサーモード、270°広角照射 | 防水性能 | IPX4 |
6つの明るい白色光で、暗闇でも明るく照らしてくれる夜釣り用ライトです。フォーカスモードに加えて、270°の広い範囲を照らせる広角モードも搭載しているので、暗い釣り場を歩く時でも安心です。
また、ハンズフリーシステムを搭載しており、手をかざすだけで、簡単にライトをオンオフできます。
[TD-0123の口コミ]
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【サンワダイレクト】ネックライト
明るさ(lm) | 120 | 給電方法 | 充電式 |
重量(g) | 120 | タイプ | ネックライト |
機能性 | マグネット式で着脱可能 | 防水性能 | IPX4 |
ハンズフリーで使用できる、首掛け用ライトです。電源ボタンを押すことで、強と弱の2段階で明るさを調節できる、分かりやすい操作性です。
また、LEDライトはマグネットタイプで、首掛けアームから簡単に取り外すことができるので、手に持ってそれぞれ使用することもできます。マグネットなので、金属面に取り付けることもでき、作業灯としても使用できるという汎用性の高さが特徴です。
[ネックライトの口コミ]
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【BLACKUBE】キャップライト
明るさ(lm) | − | 給電方法 | 充電式 |
重量(g) | 25 | タイプ | キャップライト |
機能性 | モーションセンサー | 防水性能 | IPX5 |
キャップに取り付けて使用する、キャップライトです。25gしかないのでとても軽量で、疲れにくいのは嬉しいポイントです。
また、モーションセンサーを搭載しているので、手をかざすだけでライトのオンオフが使用できます。さらに、防水性能がIPX5と優れているので、雨の日でも安心して使用できます。
[キャップライトの口コミ]
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夜釣り用ライトおすすめ10選【まとめ】
特に暑い時期には、夜釣りやまだ日の出てない朝方などで釣りに出かける方も多いのではないでしょうか?今回ご紹介させていただいた、夜釣り用ライトを参考にして、今後も安全に釣りを楽しんでいただけたらと思います。
しかし、他のアングラーの方や海面にライトを向けるのは、もしかしたら他のアングラーの方に怒られてしまうかもしれないので、注意しましょう。
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