寒さの厳しい冬キャンプでは、しっかりと寒さ対策をしないと夜寒くて眠れないなんてことも十分ありえます。しかし、テントの場合、シュラフのように快適温度などが設定されているわけではないので選ぶのが難しく感じる方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、おすすめの冬キャンプ用テントをソロからファミリー用まで、人数別で紹介します。選び方も詳しく解説していますので参考にしてみてください。
冬キャンプ用テントの選び方
冬キャンプ用テントの選び方のポイントは以下の通りです。
- スカートがついているモデル
- コットンやTC素材
- 暖房器具が使用できるモデル
それぞれ詳しく解説しますので、ポイントを押さえて自分に合ったテントを選びましょう。
スカートがついているモデルで選ぶ
冬キャンプのテントを選ぶ際、スカートが付いているかチェックすることが大切です。スカートとは、テントのフライシートの裾から地面まで伸びた生地のことをいいます。スカートがついていると、テントと地面の間に隙間ができにくく、風や冷気の侵入を防いでくれます。
また、雨や雪の侵入も防いでくれるのもポイントです。外気をシャットアウトするだけでなく、中の空気が逃げるのも防いでくれて保温性もアップし、冬キャンプを快適に過ごせます。
コットンやTC素材で選ぶ
コットンやTC素材は通気性に優れており、テント内に結露がしやすい冬キャンプではおすすめです。TCとはコットンとポリエステルを組み合わせた生地のことです。
また、燃えにくい素材でもあり、テントのそばで焚き火をして暖を取れるのは嬉しいポイントです。多少の火の粉であれば穴が空くことはありませんが、絶対に燃えないということではないので、注意が必要です。
暖房器具を使用できるモデルで選ぶ
寒さの厳しい冬キャンプを楽しむためには、安全に暖房器具を使用できるテント選びが重要です。特に、ストーブなどを使用する際、一酸化炭素中毒の危険性がありますので、ベンチレーションと呼ばれる換気窓が装備されたテントが必須となります。さらに、換気性能が不十分なテントの場合、冬キャンプでは結露が発生しやすくなってしまいます。
また、薪ストーブを使用する場合、煙突を通す煙突穴が付いたモデルのテントが必須です。煙突から排出される煙がテント内に充満すると、一酸化炭素中毒の危険性が高まるので注意が必要です。
ただし、換気窓や煙突穴が装備されたモデルのテントでも、必ず一酸化炭素チェッカーを使用して、安全に冬キャンプを楽しみましょう。
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冬キャンプ用テントおすすめ10選
冬キャンプにおすすめのテントを、ソロからファミリー用まで人数別で紹介します。選び方としては、実際に使用する人数プラス1〜2人程度を想定したテントを選ぶのがおすすめです。自分に合ったテントを探してみてください。
ソロ【1人用】
【ヨカ】TIPI ワンポールテント
特徴 | リフレクター付きで、暗闇でもテントを発見しやすい | 素材 | ナイロン, グラスファイバー |
機能性 | スカート・煙突穴付き | 使用サイズ | (約)270×270×175cm |
ヨカから販売されている、ソロ向けの冬キャンプ用テントです。
ナイロン素材を使用した軽量テントで、ワンポールなので組み立ても簡単。ツーリングキャンプにもおすすめです。スカートが付いているので冷気を遮断し、保温性もあります。
また、煙突穴も装備されているので、テントの中で薪ストーブが使用できるのもポイントです。
[TIPI ワンポールテントの口コミ]
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【テンマクデザイン】パンダTCプラス
特徴 | ツーリングやソロにおすすめ | 素材 | ポリコットン |
機能性 | スカート付き | 使用サイズ | フライ(約)270×270×170cmインナー(約)250×115×155cm |
テンマクデザインから販売されている、ソロ向けの冬キャンプ用テントです。
TC素材のワンポールテント。スカートは巻き上げての開閉調節が可能なので、夏場でも涼しく使用できます。インナーテントを使用しても前室を広く確保できる設計です。
また、フライシートのみを使用して、シェルターとしても使用可能と汎用性の高いテントです。
[パンダTCプラスの口コミ]
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【DOD】ムシャテント
特徴 | アレンジ可能なキャノピードア | 素材 | ポリコットン |
機能性 | スカート付き | 使用サイズ | フライ:(約)290×290×183cm インナー:(約)255×133×173cm |
DODから販売されている、ソロ向けの冬キャンプ用テントです。
燃えにくいTC素材を使用したワンポールテントで、ベンチレーターやスカートも装備されています。スカートは巻き上げることで調整可能なので夏場でも使用でき、前室も広々としたゆとりがあります。
また、様々な形にアレンジ可能なキャノピードアが特徴で、日除けの角度調整も可能です。
[ムシャテントの口コミ]
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【OneTigris】SOLO HOMESTEAD
特徴 | 前後出入り可能なメッシュドア | 素材 | ポリコットン |
機能性 | 煙突穴付き | 使用サイズ | (約)400×240×160cm |
OneTigrisから販売されている、ソロ向けの冬キャンプ用テントです。
TC素材のパップテントで、無骨なデザインがキャンプに映えるおすすめのテントです。煙突穴付きなのでテントの中で薪ストーブを使用可能で、冬キャンプでも暖かく過ごせます。開閉可能なメッシュの入り口と窓が二つずつ装備されており、換気性能もバッチリで安心です。
中の空間は広々としており、ソロはもちろん2人での使用もおすすめです。
[SOLO HOMESTEADの口コミ]
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デュオ【2人〜3人用】
【テンマクデザイン】サーカスTC DX MID+
特徴 | ソロやデュオなら広々空間 | 素材 | ポリコットン |
機能性 | スカート付き、優れた遮光性 | 使用サイズ | (約)485×462×310cm |
テンマクデザインから販売されている、デュオ向けの冬キャンプ用テントです。
キャンパーに人気の高いサーカスTC DXシリーズのミドルサイズです。2人で使用するにはちょうど良いサイズ感で、コット2台とテーブルを設置しても、広々とくつろげます。
TC素材でスカートやベンチレーションが装備されているので、冬キャンプでも活躍します。
[サーカスTC DX MID+の口コミ]
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【スモア】Tippo300
特徴 | キャンプで目立つ美しい白色 | 素材 | ポリコットン |
機能性 | 撥水加工、通気口 | 使用サイズ | (約)300×300×250cm |
スモアから販売されている、デュオ向けの冬キャンプ用テントです。
美しい白色のワンポールテントで、雪中キャンプに馴染むデザインです。三角形の構造のため、雪が降っても屋根に積もることがなく、テントの転倒の危険性もありません。生地の表面には撥水加工が施されているので、雨もしっかりと弾きます。
また、テントの上部には通気口があるため、通気性も抜群です。
[Tippo300の口コミ]
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【スモア】Bello300
特徴 | 広々空間 | 素材 | ポリコットン |
機能性 | 煙突穴付き、UPF50+ | 使用サイズ | (約)300×300×200cm |
スモアから販売されている、デュオ向けの冬キャンプ用テントです。
2〜3人で使用するのにちょうど良い、こちらも白色が美しいベル型テントです。生地には高品質なポリコットンを使用しており、防水・防カビ加工が施されているので突然の雨でも安心。さらにUV加工も施されているので、紫外線が厳しい真夏の時期でも、涼しく快適に過ごせます。
また、煙突穴も装備しているので、薪ストーブを使用しておこもりキャンプもできます。
[Bello300口コミ]
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ファミリー【4人〜】
【ノルディスク】アスガルド
特徴 | かなり広い居住スペース | 素材 | ポリコットン |
機能性 | スカート、換気窓付き | 使用サイズ | (約)500x470x300cm |
ノルディスクから販売されている、ファミリー向けの冬キャンプ用テントです。
ノルディスクおなじみのシロクマがトレードマークの、大型ベルテントです。中で人が10人寝転がれるほどかなり大きいサイズで、キャンプ場でも目立つこと間違いなし。
数カ所にメッシュの小窓がついているので、通気性も抜群で換気性能も申し分なしです。
[アスガルドの口コミ]
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【コールマン】タフスクリーン2ルームハウス/MDX
特徴 | 2ルームテント | 素材 | ポリエステル |
機能性 | スカート付き、ランタンハンガー付属 | 使用サイズ | (約)560×340×215cm |
コールマンから販売されている、ファミリー向けの冬キャンプ用テントです。
大きなリビングを備えた2ルームテントです。大きいサイズですがクロスフレーム構造で、1人でも簡単に組み立てられます。リビング側には虫や冷気の侵入を防ぐスカートが付属しているので、冬は暖かかく夏でも快適に過ごせます。
また、キャノピーポールが2本付属しているので、最初に手に入れるテントとしてもおすすめの商品です。
[タフスクリーン2ルームハウス/MDXの口コミ]
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【DOD】カマボコテント3M
特徴 | かまぼこのような可愛らしいデザイン | 素材 | ポリエステル |
機能性 | スカート付き、スクリーンタープとしても使用可能 | 使用サイズ | (約)W300×D640×H195cm |
DODから販売されている、ファミリー向けの冬キャンプ用テントです。
名前の通りカマボコのようなトンネル型の可愛らしいデザインのテントです。スカートが付いているので冬は暖かく、ファスナーを開けると大きなメッシュ扉になり夏は涼しく過ごせます。
[カマボコテント3Mの口コミ]
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冬キャンプ用テント【まとめ】
冬キャンプを快適に過ごすためにも、テント選びは慎重に行いましょう。また、暖房器具などを使用する際は、一酸化炭素中毒などの事故には十分に気をつけて、安全にキャンプを楽しむことを忘れずに。
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