キャンプの醍醐味である焚き火に必ず必要になってくるのが焚き火台です。暑い夏でも焚き火は外せないですよね。焚き火台があればクッカーを乗せて、湯沸しや調理もできてキャンプをより楽しめます。しかし、キャンプでは装備を出来るだけ身軽にしたいところ。特に徒歩や自転車でキャンプに向かう場合は尚更です。
そこでこの記事では、ソロキャンプにピッタリの焚き火台を紹介します。ソロ用のコンパクトなモデルを紹介するので、自分にあった焚き火台を見つけてみてください。
ソロ用の焚き火台の選び方
ソロ用の焚き火台を選ぶポイントは以下の通りです。
- ゴトクが付いているか
- 薪の入れやすさ
- 素材
- 組み立てのしやすさ
- 傾向のしやすさ
詳しく解説しますので、ポイントを押さえて自分に合った焚き火台を選びましょう。
ゴトクが付いているかで選ぶ
焚き火台のメインはやはり焚き火ではありますが、焚き火の火を利用して調理をしたいのであれば、ゴトクが付いていると便利です。スキレットやクッカーを乗せたときに安定感があり、湯沸かしや調理を安心して楽しめます。また、焼き網が付くモデルであれば肉や野菜を焼くのに便利です。
まだどのような使い方をするか決まってないのであれば、とりあえずゴトクや焼き網が付いたモデルを選ぶのがおすすめです。
薪の入れやすさで選ぶ
薪を割らずに焚き火台に乗せることが出来るかどうかも重要なポイントです。
市販で売られている薪のサイズは大体30〜40cm程度で、それより小さいサイズの焚き火台だと薪を割る手間が発生してしまいます。それも醍醐味ではありますが、面倒だという人は薪のサイズに収まる焚き火台が良いでしょう。大きな薪をそのままくべることができると、迫力のある焚き火を楽しめます。
また、調理中に薪をくべやすい設計の焚き火台であれば、火力の調整もしやすく便利です。
素材で選ぶ
焚き火台に使用される主な素材と特徴を以下の表にまとめました。
素材 | 特徴 |
ステンレス | 錆びにくく、耐久性に優れる。様々なメーカーから販売されており、選択肢が多い。チタンに比べて安価なモデルが多い。 |
チタン | ステンレスより錆びにくく、耐久性に優れる。軽量なモデルが多く、使用すると青い焼き色がつく。ステンレスのモデルと比べて、価格が高い傾向にある。 |
安価なモデルを求めるのであればステンレスがおすすめです。種類も豊富で、自分好みのデザインの焚き火台が見つけやすいです。
チタンは品質が良く軽量ですが、ステンレスと比べて価格が高いモデルが多いです。多少価格が高くても軽量なモデルを求めるのであれば、チタン製の焚き火台がおすすめといえます。
組み立てのしやすさで選ぶ
焚き火台には主に組み立て式と折りたたみ式があります。
組み立て式は、多数のパーツに分かれており、組み立てる必要があり設営に時間がかかります。折りたたみ式は、脚などをパッと広げるだけで簡単に組み立てができるモデルです。
コンパクト重視であれば、組み立て式のモデルがおすすめです。収納サイズが小さいモデルが多いのが特徴で、バックパックの隙間などに簡単に差し込めます。しかし、収納時などにパーツが紛失しないよう注意が必要です。
多少コンパクトでなくても大丈夫であれば折りたたみ式がおすすめです。組み立てが簡単で、撤収も楽です。
携行のしやすさで選ぶ
焚き火台の収納時のサイズには手のひらサイズのものから、30センチを超えるものまで幅広いです。
車で移動する場合は、多少大きいモデルでも大丈夫でしょう。しかし、徒歩や自転車の場合、バックパックに全てのギアを収納しなければならないので、選ぶサイズには注意しなければなりません。
事前に、自分が使用しているバックパックの大きさを把握して購入することが大切です。
ソロ用の焚き火台おすすめ10選
ソロ用の焚き火台を10個厳選してご紹介します。ソロキャンプにピッタリなコンパクトサイズのモデルを紹介するので、参考にしてみてください。
【コールマン】ファイアーディスクソロ
コールマンから販売されている、折りたたみ式のソロ用焚き火台です。
3つの脚をパッと開くだけで簡単に組み立てができるモデルで、設営時間はなんと3秒と驚異的な速さです。直径約30cmの円形の焚き火台で、ソロにはピッタリのサイズ感です。
本体は錆びにくいステンレス素材で、焼き網も付属しているので、炭を使用した焼肉などもできます。便利な収納ケースもついているので持ち運びも楽です。
[ファイアーディスクソロの口コミ]
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【スノーピーク】焚き火台S
スノーピークから販売されている、折りたたみ式のソロ用焚き火台です。
設営は折り畳められた焚き火台を開いて置くだけで簡単にできます。素材にはステンレスが使用されており、シンプルでタフな逆三角形のデザインが特徴です。逆三角形のデザインと焚き火台の上部に配置された空気穴は、薪や炭の燃焼効率を上げてくれ、迫力ある焚き火が楽しめます。
収納時にはペシャンコに折りたためるので、携行性も抜群です。
[焚き火台Sの口コミ]
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【Tokyo Camp】焚き火台
Tokyo Campから販売されている、組み立て式のソロ用焚き火台です。
組み立て自体は簡単で、慣れれば誰でも15秒程度で組み立てできます。大きな薪もそのままの大きさで乗せられるので、薪を割る手間が要りません。ガシガシ燃やして焚き火を楽しめます。ゴトクも付属しており、調理やお湯を沸かしたいときに便利です。
収納時もA4サイズとコンパクトになり、持ち運びも楽です。様々なオプションパーツも展開されているので、いろいろな使い方できるのも嬉しいポイント。
[焚き火台の口コミ]
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【ロゴス】ピラミッドグリル
ロゴスから販売されている、組み立て式のソロ用焚き火台です。
ソロ用にピッタリの焼き網付きの焚き火台で、串焼きや焼肉にも最適なモデルです。小さいながらしっかりとした作りで、こじんまり感がたまらない商品です。大きい薪は半分程度に切ってくべる必要があります。
組み立ては10秒程度でできるので、誰でも簡単に使用できます。専用の収納ポーチも付属してあるので、コンパクトに持ち運びでき便利です。
[ピラミッドグリルの口コミ]
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【ダックノット】焚き火台BST スパッタシートSET
ダックノットから販売されている、折りたたみ式のソロ用焚き火台です。
2022年度グッドデザイン賞を受賞した焚き火台で、シンプルながら無骨な印象を与えるデザインです。設置は開いておくだけで簡単に設営でき、この圧倒的な手軽さが嬉しいポイント。
高さ調節可能なゴトクが付属しており、調理の時に火力調整でき大変便利です。
[焚き火台BST スパッタシートSETの口コミ]
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【DOD】秘密のグリルちゃん
DODから販売されている、組み立て式のソロ用焚き火台です。
特殊耐熱メッシュでできた焚き火網は、大きな薪でもガンガン乗せられるので、ストレス無く焚き火を楽しめます。耐荷重5kgの丸洗いできる焼き網がついており、焼肉やゴトクとしても使用でき便利です。さらに、焼き網は一本ずつ取り外し可能なのでお手入れもしやすい設計です。
持ち運びに便利なキャリーバッグ付きでコンパクトに収納できるので、徒歩キャンプの人にも最適な焚き火台といえます。
[秘密のグリルちゃんの口コミ]
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【笑’s】B-6君
笑’sから販売されている、組み立て式のソロ用焚き火台です。
収納時は厚さが18mmと極薄でコンパクト設計。重量も500gととても軽量で徒歩やツーリングでのキャンプにおすすめです。
ゴトクも付属してあるので、スキレットやクッカーを置いて安定して調理を楽しめます。
[B-6君の口コミ]
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【SOTO】ミニ焚き火台 ヘキサ
SOTOから販売されている、組み立て式のソロ用焚き火台です。
収納サイズはポケットに入れて持ち運べるほど、かなり小さくコンパクトになります。市販の薪をくべるのであれば、かなり小さくする必要があります。しかし、拾った小枝や葉っぱなどでこじんまり焚き火をする分にはおすすめの商品です。
また、固形燃料やアルコールストーブがちょうどよく入る大きさで、ミニコンロとして使用するのにもおすすめです。
[ミニ焚き火台 ヘキサの口コミ]
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【OneTigris】ROCUBOID
OneTigrisから販売されている、組み立て式のソロ用焚き火台です。
本体は四角形の縦長で、悪魔のような顔の形に切り抜かれているデザインが特徴です。大きく開いた口から薪をくべることができる斬新なデザインが、焚き火をさらに楽しくさせます。
素材にはチタン合金が使用されており、錆びにくく耐久性と耐熱性が抜群です。使用すると青く変色するので、さらに悪魔感が増します。ゴトクも付属しているため、安定して調理できるのは嬉しいポイントです。
[ROCUBOIDの口コミ]
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【PaaGo WORKS】ニンジャファイアースタンドソロ
PaaGo WORKSから販売されている、組み立て式のソロ用焚き火台です。
重量が275gと焚き火台の中でも最軽量クラスのモデルで、徒歩やバイクキャンパーにはおすすめの商品です。薪をガシガシ乗せられるステンレスメッシュの火床は耐久性と通気性に優れており、楽に焚き火を楽しめます。
ゴトクや火吹き棒も付属しているので、最初に手に入れる焚き火台としてもおすすめです。
[ニンジャファイアースタンドソロの口コミ]
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ソロ用の焚き火台【まとめ】
焚き火というキャンプの醍醐味をより楽しめるようなソロ用の焚き火台を紹介してきました。
ソロキャンプには1人で静かに焚き火をしながら、お酒を飲んだり星を眺めたりできる楽しさがあります。この記事を読んで自分のお気に入りの焚き火台を見つけて、楽しいキャンプライフを送っていただけたら幸いです。
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